わたしが実践したおぼえ方を紹介します!
資金計画を立てるさいの6つの係数とは
簡単にいえば、
複雑な複利計算をしなくても、この係数を掛けるだけでOK😄
という便利な数字のことです。
現価係数、終価係数、減債基金係数、年金終価係数、年金現価係数、資金回収係数の6つ係数です。
6つの係数、おぼえにくい!
この6つの係数ですが、わたしとしては非常におぼえにくく感じてしまいました😥
問題を解いていて、
「あれ?これってどの係数使えばいいんだっけ😫?」
と、頭がこんがらがってしまいます。
表にまとめてみるとわかりやすい
自分で覚えやすいように表にまとめてみることにしました。
一番左の列の「放置」「積立」「取崩」がアクションの種類です。
問題文で「積み立てる」という言葉が入っていれば、積立。
問題文で「〇〇円ずつ受け取る」「取り崩す」などの言葉があれば、取崩。
最初に用意した資金だけで、特に資金を追加したり引き出したりなどのアクションを起こさない場合は、放置。
というような分類です。
一番上の行の「入金額」「引き出し額」は問題で求めたいものは何か?ということです。
「入金額」⇒「口座に入れる金額」
「引き出し額」⇒「口座から引き出す金額」
問題では、すでに入金している前提であったり、「受け取る」という表現をしていたりしますが、本質的にはどちらかにわけられます。
例題を使って、問題を解くときにどう考えるのかをみてみましょう。
【例題】100万円を年利3%で運用しながら5年間で毎年同じ金額を受け取りたい場合の毎年の受取額を求めるときに使う係数は?
実際に解いてみましょう🙂
まず、どのアクションをしているかを確認します。
今回の場合は、取り崩している(毎年同じ金額を受け取る)のでアクションは「取崩」。
次に、求めたいのは受取額、つまり口座から引き出す金額なので「引き出し額」となります。
表の「取崩」と「引き出し額」の両方に当てはまる係数は「資金回収係数」となるので、
この例題の答えは、「資金回収係数」となります。
表さえ頭に入れば、あとは問題文のアクションと求めたい金額がどちらかがわかれば、自動的にどの係数を使えばいいのかがわかります。
「げ」と「し」が付く、とおぼえよう
表をおぼえるのがめんどくさい😑
という人向けにおぼえ方を。
まず、「入金額」の縦列の係数の名前に注目してください。
現価(「げ」んか)、減債基金(「げ」んさいききん)、年金現価(ねんきん「げ」んか)。
すべてに「げ」が入っている、と覚えましょう。
わたしはあわせて、『ゲゲゲの入金額』と覚えています。
あとは、減債基金=「借金を減らすための基金(積み立てて準備しておく資金)」なのでアクションは「積立」だと覚えておけば、左の半分は大丈夫でしょう。
続いて「引き出し額」の縦列の名前も
終価(「し」ゅうか)、年金終価(ねんきん「し」ゅうか)、資金回収(しきんかい「し」ゅう)
と、こちらも共通して「し」が入ってます。
わたしの資金回収のイメージは金貸しです。
「(自分が金貸しの立場だと思って😏)貸したお金を定額で回収する(返済してもらう)」⇒定期的にお金を受け取る⇒アクションは「取崩」
という感じでおぼえています。
まとめ
係数が6つもありますが、表でおぼえてしまえば、考えなくてもどの係数を使えばいいのかわかるようになります。
あとは、係数をつかうときに計算ミスなどをしないように気を付けましょう。
問題では他の係数の数字もいくつか一緒にならんでいるので、どの係数を使えばいいはわかっているのに、間違えて他の係数の数字をつかって計算していた😱
というミス、わたしは結構やらかしているので気を付けたいです……。
Thank you for reading😁
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