基本は大事なことだから、「基本」なんだ。
大学時代やったハズなんだけど
日商簿記1級のために最近、工・原で費目別を学習しました。
で、感じたことが……
昔(大学時代に)やったことあるハズなのに、理解が足りていなかった😰
一応工・原は、1級相当の範囲は大学の講義で一通りやって、
その講義の単位も取れていたハズ…なんだけどなぁ……。
費目別計算の超重要論点である第二次集計なのですが、補助部門費の配賦について
配賦額が①実際発生額、②予定配賦額、③予算許容額のどれになるのかで3パターン、
さらに配賦基準で①単一基準、②複数基準で2パターンの求め方がありますが、
そのうちわたしは、配布額の③予算許容額の概念がイマイチよくわかっていなかったんですよね。
さらに、計算方法も①直接配賦法、②相互配賦法(簡便法)、③相互配賦法(連立方程式法)、④階梯式配賦法と枝分かれするので、
つまずくポイントが多すぎる😥
ふくしままさゆき氏の動画・書籍で
1級の学習に入る前に、ふくしままさゆき氏の動画・書籍で2級の範囲を復習していました。
実はそのときに、自分がシュラッター図をちゃんと理解できていなかったことに気づき、
同氏の解説で数年越しに完全に理解できました。
その解説の中で、予算許容額についても基本から丁寧に教えてくれていたので、予算許容額についても理解でき、
1級の学習内容の理解にもダイレクトに良い影響を及ぼしてくれています。
同氏の教材は暗記よりも理解を優先するポリシーのもと作られていますが、
本当に基礎の基礎から理解を積み上げることができ、非常に助かりました。
今更すぎる、簿記一巡の手続きを理解
簿記3級はどうかわかりませんが2級と1級の学習では基本的に教材の最序盤に、期首から期末までの帳簿記入→決算手続き→財務諸表の作成、という簿記一巡の手続きの図が載っている参考書が多いと思います。
基本中の基本ともいうべきこの簿記一巡の手続き、理解できていませんでした😫
商・会の学習で最近、資産の評価についての問題を解くにあたり、棚卸資産の商品評価損の会計処理に関する問題でつまずきました。
商品評価損のどこにつまずく要素が?
と、ちゃんと理解している方なら思うでしょう。
わたしは商品評価損の練習問題でP/LとB/Sの数値を計算する際に、
(繰越)商品の数値ついて、P/Lの売上原価算定の部分とB/S上の商品価額の関係性がよくわからなくなってしまいました。
さらに、商品評価引当金で洗替法を使った場合の売上原価算定の際に、どうして売上原価から戻入益を差し引くのかが納得できず詰まってしまった。
(商品評価引当金の洗替法での売上原価算定で、戻入益を差引くのは、逆に差し引かないと当期期末商品残高に対して二重に引当金を計上してしまう部分が出るためである(貸倒引当金と理屈は同じ)と現在は解釈して、とりあえず先に進んだ)
で、そもそもP/LとB/Sに載る数字ってどんな数字だったか?
という、基本に立ち返ってみて(テキストの簿記一巡の手続きのページに戻ってみて)、(繰越)商品関連の数値がどのようにぞれぞれの財務諸表に反映されているのかを理解し、
つまずいてしまった部分にも納得のできる理解が得られました。
なんでテキストの一番最初に簿記一巡の手続きが掲載されているのか。
基本だから、なんですね。
基本がわかっていないと応用がわかるわけがない、というのはわかっているつもりでも全然できていなかった😭
簿記に限らず、もっと基本を大事にしていきたい。
Thanks🐟
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