【木を見て森を見ず】日商簿記2級(工業簿記)を復習してわかったこと

森

いつになったら1級の勉強を始められるんだ…?

数年前に2級に受かって以来、久々に簿記を復習してみたら…

簿記1級の取得を目指して、スクールの講座には申し込んで、

すでに講義映像を見る準備自体は整っているのですが、

その前に復習と試験の出題範囲の改訂部分の確認のために2級の学習をしています。

教材として、ふくしままさゆき氏のYouTube動画とKindle本を使っていて、わかりやすさに感動するのですが……

そのわかりやすさ故に、自分の理解不足もバッチリ浮き彫りになってしまいました😰

  • 税効果会計
  • 連結修正仕訳
  • 工簿の差異分析

の理解が特に足りていませんでした。

税効果会計はわたしが2級の試験を受けた当時は、たしか試験範囲外のハズでしたが、

一応、学習したことはあったんだけど…。

木を見て森を見ず状態

上述のふくしままさゆき氏の工業簿記の動画で、工業簿記の学習は

「今何について勉強しているのわからない(迷子)状態になりやすい」

という感じの話があって、まさに自分はこの状態であったと納得しました😅

与えられた問題は解けるけど、個々の論点がまったく繋がっておらず、

工業簿記・原価計算の全体像がまったくわかっていない状態に陥っていたのです。

まさに『木を見て森を見ず』。

計算方法はわかるけど、どうしてそのような計算方法を使うのか理解できていなかった。

幹(本質的・重要な部分)を掴むために必要なこと

最近読んだ本で、似たような話があったのを思い出しました。

『夢をかなえる勉強法』伊藤真(サンマーク出版、2006)

という本に、

「まずは教科書の目次をしっかり読んで、その教科の全体像を把握することが重要」

といった感じのことが書かれていました。

なぜ全体像を掴むことが重要なのか?

それは全体像を把握していないと、今自分がいるところ(学習しているところ)が

どのくらい重要か?全体の中心(本質)に近いか?

が分からなくなってしまう(迷子になる)から。

何が重要か、何が本質かを掴むには全体を俯瞰して『木を見て森を見ず』にならないことが必要なんですね。

この考え方、わたしにはまったくないものだったので大変参考になりました。

勉強法でよく言われる『とりあえず、まずは一周しましょう』は全体像を掴むという目的もあるのだろうな

と、今ではわかります。

よくよく考えてみれば、これって『抽象度を上げる』という事ですよね。

サッと全体に目を通すことで、帰納法的に抽象的な共通点(本質)を見つけているのではないでしょうか…?

これは是非とも自分の今後の人生に取り入れたいモノです。

Thank you for reading🐟

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