メモリー機能を制す者は、計算を制す。
簿記の勉強で電卓をよく使うようになって
現在、日商簿記1級の合格をめざして日々がんばっています😤
簿記の勉強といえば理論や知識よりもメインは計算問題です。
商業簿記・会計学では仕訳に始まり、勘定記入、帳簿記入といった数字を計算しなければいけない問題が多い。
工業簿記・原価計算も計算が必要ない理論問題の演習よりも、やっぱり計算を必要とする問題ばかり。
というわけで、最近は電卓を使った問題演習をこなす機会がたくさんで、ちょっとだけ左手での扱いにも慣れてきたかなと。
今まで全然使っていませんでした(懺悔)
いきなりですが、皆さんは電卓の「メモリー機能」をご存知でしょうか?
「M +」や「M−」、「RM」などのキーが電卓についているのをみたことがあるが使ったことはない
という人も多いのではないかと思います。
わたしもその内の一人でした。
メモリー機能の存在は知っていたのですが、別に使わなくてもなんとかなっていたので、
まあ、別に使わなくてもいっか🙄
くらいの軽い認識だったのですが、これは非常にもったいないことだと今は思っています。
メモリー機能は、メモリーキーを押したときに電卓に表示されている(または押す直前の計算の結果の)数値を記録してくれる機能です。
ただ、記録してくるだけでなく、メモリー機能で特定の数値だけを加減算することができるのがポイントです。
例えば、「500*3/2 + 600*2/3」のような計算を電卓でするときに、
前半の「500*3/2」を計算してメモリーキーで前半部分の答えを記録し、
次に後半の「600*2/3」を計算してメモリーキーでさらに後半部分の答えを記録(加算)すれば、
いちいち掛け算と割り算のブロックごとに、それぞれ途中計算の結果をメモしなくても、
途中計算の結果をメモリー機能で記録して、加減算できるのでメモをとる必要がなくスマートです。
スピードが重要だ
メモリー機能を使うようになったのは、日商簿記1級の合格をめざすにあたり計算のスピードを高める必要性を感じていたからです。
1級は計算量が多くて、時間が足りなくなる人が多いことはよく聞きます。
実際にわたしも1級を取得した友人・知人から、計算が早くないと合格はむずかしいと聞いたことがあります。
そして、メモリー機能を今まで使っていなかったわたしの計算スピードは…
お世辞にも速いなんていえない、ノロマだったので、こりゃやばいと思ったわけ😥
1級の学習を進めるときにも、計算問題の演習が中心になるので、
計算が早くて効率よく演習を進められた方が、合格への近道(というか逆に計算遅いのはディスアド)なんだと思い至りました。
最近はメモリー機能を意識して使うようにしています。
実際に使ってみて、計算のメモが明らかに減り、スピードが間違いなく上がりました。
なんで今まで使っていなかった…。
アンサーチェック機能もいいぞ
メモリーと似た機能にGTという直近の計算の結果を記録して、
その総合計値を表示してくれる機能があるのですが、
わたしの使っている電卓特有の仕様なのかわかりませんが、アンサーチェックとGTが併用できない。
アンサーチェックのほうが個人的に重要度が高いのでGTは使ってません。
ちなみにアンサーチェック機能は、計算結果がひとつ前の計算結果と一致していた場合に同じであったことを表示してくれる機能です。
わたしの使っている電卓だと、左上に小さく「OK」と表示されます。
計算ミスが怖いので、とりあえず計算して答えをメモしてから再度計算し、アンサーチェックでOKが出たら次の計算に進むようにしています。
これのおかげで、計算ミスに気付きやすい😊
簿記の計算問題の場合、ひとつの計算ミスが他の計算結果に波及的に影響を及ぼすので、計算ミスを減らせるのは大きい。
まあそれでも、そもそもの立式が間違ってたら計算が正確でも意味がないのがツライところ…。
Thank you for reading🐟
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