【時間の質を上げる】わたしを変えた「メメント・モリ」

メメント・モリで死を意識して時間を大切にする

わたしを大きく変えてくれた言葉です😊

メメント・モリとは

メメント・モリ(memento mori)はラテン語で「死を忘れるな」という意味です。

わたしは、この言葉を色んなところで聞いたことがあったにも関わらず、深く考えたことがありませんでした。

最近、再びこの言葉に触れてみて大きく自分が変わったので、たとえ話を使って説明します😀

あなたはどう使いますか?

大量のポイントをもらえたとしたら……

いきなりですが、たとえ話をひとつ。

楽天のポイントって、期間限定で決まった期日になると消滅してしまうポイントがあるじゃないですか。

そういう期間限定のポイントを大量にもらったとします。

【仮定1】

しかし、もらった期間限定ポイントには次のような制約がありました。

  1. もらったポイントの使用期限(いつ消滅してしまうか)は不明で誰にもわからない
  2. もらったポイントは一日に一定の金額しか使用できない

もし、みなさんならこの制約付きの期間限定ポイントをどうしますか?

あ、現金使うので要らないです、とかはちょっとナシでお願いします😅

わたしなら、毎日使える限度額まで使いきります。

みなさんはどうですか?

多分、毎日できるだけ使い切ろうとする人が多数派であると思います。

経済的に考えてもっとも合理的な選択ですよね。

使っても、使わなくても、明日にはきれいさっぱり消えてしまうかもしれないのだから。

制約をひとつ変えると

【仮定2】

同じように大量の制約付きの期間限定ポイントをもらうという仮定のお話をしますが、制約がひとつ変わります。

  1. もらったポイントの使用期限は30年後
  2. もらったポイントは一日に一定の金額しか使用できない

前と違うのはひとつ目の制約。

ポイントが使用期限が30年後であると分かっていることです。

では、この場合みなさんはどうしますか?

今回は人によって大きく意見が分かれると思います。

さっきと同じようにすぐに使う人もいれば、期限はずっと先だから使わずに残しておく人もいるでしょう。

もしポイントじゃなかったら

このたとえ話を次のように変換してみてください

「大量の制限付き期間限定ポイント」⇒「時間(残りの命)」

「ポイントを使うこと」⇒「時間を有意義に使うこと」

【仮定1】の制約は現実の時間とほとんど同じ条件です。

【仮定2】の制約は、私たちの多くがしている勘違いをもとにつくりました。

現実では、【仮定1】のようにポイントがいつ消滅するのか分からないのと同じで、時間もいつ無くなる(死んでしまう)かは誰にもわかりません。

ですが、【仮定1】と同じように時間を最大限有意義に使っている人のほうがめずらしい、ですよね?

いつ消えるかわからない期間限定ポイントならば使うのに、いつ消えるかわからない時間は使わない。

それはなぜか?

死を意識していない(もしくは意識外に追いやっている)ため、時間を【仮定2】のように「(有意義に)使わなくても大丈夫」と感じてしまっているからです。

メメント・モリが教えてくれたこと

時間(命)を有意義に使いたいなら、どうすればいいのか?

答えは「メメント・モリ」です。

「死を忘れるな」

ということは

「死(時間の使用期限)を意識することで自分の時間をどのように使いたいのかをちゃんと考えろ」

私はそのようにとらえています。

ただし、「常に『死』について考えろ」というわけではありません。

それでは頑張り過ぎて疲れちゃいます。

できるだけ時間を有意義に使えるようにするツールとして、たまに

「もし明日死ぬとしても、今日と同じ行動をとるかな?」

「もし明日死ぬとしたら何がしたいかな?」

と考えることで、やりたい事をやらなかったという後悔を減らし、人生をより良くするために役立てます。

私の場合、最近まで後悔しかないような人生でしたので、

「できる限り残りの時間を有意義に過ごしたい😤」

そう強く思っています。

まとめ

  • 使用期限がいつ来るか分からなければ、時間もポイントもできるだけ(有意義に)使いたい
  • 多くの人が時間を有意義に使わないのは、時間の使用期限(死)を意識しないから
  • メメント・モリ。(たまに)死を意識することで時間を有意義に使おう!!

Thank you for reading😄

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