そもそも対人関係を構成できるような出会いが…。
良い本と出会えました
『人望が集まる人の考え方』レス・ギブリン著、弓場隆訳(ディスカヴァー・トゥエンティワン、2016)
こちらの書籍を読んだのですが、めちゃくちゃ良書だと思いました。
一言で同書を表現するなら「対人関係の教科書」でしょうか。
タイトルが「技術」ではなく「考え方」という部分が同書をよく表している。
小手先のテクニックではなく、もっと抽象度の高い土台となる部分に焦点を当てた内容になっている。
紙数自体は少ないですが、内容が非常に濃かった。
これまでのわたしはどこがマズかった?
同書を読みながら考えたのは
「これまでの自分の対人関係はどうだっただろうか…?」
ということでした。
悲しくなるのであんまり考えたくないのですが、わたしの場合ネガティブな内面が会話をするまでもなくすでに立ち方などの姿勢からにじみ出ていたのではないだろうか。
そして、他人に対する興味・関心の薄さも自分では上手くとりつくろえているつもりでも、
意識的か無意識的か、コミュニケーションの節々から相手には無関心さがほとんど筒抜けだったのではないか。
客観的にみると対人関係が苦手といういうよりも、わたし自身が相手にとって対人関係を築きにくい人間になってしまっていたのかも…。
他者を承認できるようになりたい
コミュニケーションにおいて人間が求めているのは「承認」であり、SNSを眺めれば本当にそれがよくわかります。
他者を承認することが対人関係において必須であることは分かっているのですが、実行するってむずかしい。
他者を承認する過程には、自分の感情や意見をいったん保留にして相手を受け入れる必要がありますが、わたしは上手くできません。
最近ようやく他人の意見や考えに対して、自分の意見や考えを内心で押し留めることはできるようになってきましたが、
表面上で取り繕っているに過ぎず、承認できているとは言い難い。
何というか、寛容さみたいなものが足りないような感じです。
懐の広い人間になりたい。
Thanks🐟
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