少し前にAIと読解力についての本を読んだのですが、読んでいてAIに関連するアニメが頭に浮かんで、観なおしたくなってしまいました。
もくじ
少なくとも現在の技術ではシンギュラリティは起きないらしい
この前読んだAIに関する本には、
現在の技術の延長上ではシンギュラリティ(AIが人間の知能を超える、AIが自己より優れたAIを生み出すことができる)が起こる可能性はない
的な記述があった。
安心する部分もあったが、ちょっと残念に思う部分も。
少し話は変わりますが、わたしの好きなアニメにもAIが関わってる作品がいくつかあり、
本を読んでいて、また観たいな、と思った2作品を紹介します。
『Vivy -Fluorite Eye’s Song-』(ヴィヴィ フローライトアイズソング)
この作品のあらすじをわたしなりに簡単にまとめると、
AI技術の進歩した未来の世界で、
とあるAIのもとに、
物語の時間軸のさらに100年後の未来から、
「歴史を変える手伝いをしてくれ」と協力を要請してくる未来のAIが来た。
という感じですかね。
上に期間限定で公開されているOP映像があるので、ぜひ見てほしい。
一見の価値はあると思います‼️
この作品のいいところはオープニングだけではなくて、
ストーリーや登場するAIたちの感情(?)や思考といった部分もポイント。
作品内のAIたちの感情や思考に人間臭さというか、
我々が普段は表に出さない(出せない)、心のうちで抑圧している(社会的にしなければならないものも)生々しさが。
そういった描写にわたしは心動かされる場面が多々ありました。
作品内のAIたちのもつ色々な感情や思考のどこかに、きっと共感や気づきを得られると思う。
プラスティック・メモリーズ
人間並の知能と感情をもったAIと少年のラブストーリーなのですが、
こちらの作品もAIたちの思考や感情が注目ポイント。
この作品の根幹となる設定が、
AIに寿命がある
というものです。
この設定によって、作品がとても魅力的になっている。
ヒロインのアイラ(AI)の生き方(?)に心動かされる。
最近、わたしが大切にしている『メメント・モリ』という言葉がしっくりくるところがあって、
数年越しに、作品の中のアイラがどんな思考・感情を持っていたのかをちゃんと理解できたと感じている。
とてもメッセージ性の高い作品だ。
事前知識ゼロではじめてこの作品を観たとき、
夜中にひとり号泣していたのをおぼえている😭
たぶん、今観ても号泣するだろう。
わたしはかなり涙もらいからね。
原作者がゲームのシナリオライターの方らしく、
アニメ放映後にゲームも発売されているみたいですが、
わたしはアニメしか見ていないので、そちらについては言及できません…
こちらの動画はゲームのほうのPVです。
正直にいうと、アニメのオープニング映像のほうが好きです。
作品を一通り観た直後なら、オープニング映像だけで涙が出ます🥲
AI作品の魅力
2つの作品に共通しているところは、
AIを通して、『人間の感情』に焦点を当てている
という部分だと思います。
これは、『AIと感情』という通常では相容れないものが掛け合わされて、
そのギャップが作品の魅力になっているのではないでしょうか?
記事を書いていて思い出したのですが、
攻殻機動隊に登場するAIを搭載した自立型戦車『タチコマ』もこれに当てはまりますよね。
アレにも心揺さぶられた記憶が。
ギャップって偉大ですね。
Thank you for reading🐟
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