【水星の魔女 第12話】

少しだけネタバレを含みます!

「ガンダムらしい」展開だと思った

「ビルドシリーズ」は観ていないので、「機動戦士ガンダム 水星の魔女」はわたしにとって鉄血のオルフェンズ以来の久しぶりの新作ガンダム。

毎週欠かさず観ていて、楽しましせてもらいました。

4月からの第2シーズンも楽しみです!

ひとつの節目である第12話を最近観たのですが、内容がなんとも「ガンダムらしい」と感じました。

どこらへんが「ガンダムらしい」のかといえば、「他者への無理解→すれ違い」というストーリ展開。

わたしが観たことのあるガンダムシリーズではストーリーの根幹というか、物語全体を通したメッセージは「他者との相互理解のむずかしさ」みたいなものではないかと思っている。

『水星の魔女』第12話では恐怖を克服し、大切な人を救うために敵を殺める決意をしたスレッタ、父親の命を助けたいと願うミオリネ、

「大切な人の命を救いたい」という願いは同じなのに、ふたりはそれぞれ相手の思いや考えをまったく理解していないために大きくすれ違ってしまいました。

日常の中にもすれ違いが…

アニメのなかで描かれる「すれ違い」は観ているわたしたちは神のような客観的な視点を持てるために、「すれ違い」の原因を俯瞰的に捉えることができる。

が、現実ではそんなことはできないので…いろんなレベルで日々、無理解による「すれ違い」が発生しているんだよなぁ、と改めて思い至る。

しかも、現実で起きる自分と誰かの「すれ違い」はアニメと違って、ほとんど気づく(自覚する)ことすらできていないのでは。

そもそも、「すれ違い」を完全に避ける(つまり、他者と完全に理解し合う)なんてことは不可能ですが、できるだけすれ違うのは少ないほうがやっぱり楽しく生きられそう。

(現時点ではすれ違えるような知り合いすらほとんどいない状況ですが…)

どうすれば「すれ違い」の少ない人生にできるだろうか?

自分にできるのは…?

「すれ違い」を避ける、言い換えると「他人を理解し、自分を理解してもらう」ためにはどうしたらいいのでしょうか。

思いつくのは、相手を理解しようとする姿勢を持ちつつ、自分を理解してもらうために積極的に自分の情報を開示する、というストレートな方法。

言うは易し、行うは難し。

実際にやろうとするのはとても大変そう。

だからこそ現実に多くの「すれ違い」が起きてしまうのかもしれないけど。

反対に、自分の常識から一定のパターンで相手にレッテルを貼ってしまう、というような態度は楽かもしれないけど…。

そんな人と仲良くなりたいくないよな?

でも、よくよく内省してみると「あれ?わたしも他人にレッテル貼りまくってないか?」なんて。

まずは、自分が他人に対してレッテルを貼っていないかどうか、気をつけることから始めようかな。

Thanks🐟

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA